IPtalk インストール先について

win7/8/8.1で、iptalk インストール先について考えてみた。
周知のとおり、iptalkはインストーラーを持たないソフトであり
原則、ユーザーが自由なフォルダにインストールすることが可能である。
古いOSでは、問題はあまり無かったが、Windowsの進化より問題がでてくる。
デスクトップは、画面の幅以上のアイコンは表示できない。
そのため、いつかは、フォルダ構造を編集する必要があり、
iptalk本体の実行ファイルが、いくつもコピーされてしまい
コピーされたiptalkのそれぞれのファイアウォールルールが乱立し、
最終的には、「自分の打った入力が他人にモニターされない」という不具合となる
ファイアウォールルールをマメに編集できれば問題ないが、
一般の入力者に求めるのは酷な面もある。

ソフトウェアなら、作法に則りC:\program files 配下へ置くというものもある。
しかし、Vista以降のwindowsには、「ファイル仮想化」というお節介機能があり、
program files の配下にあるソフトがカレントドライブに設定ファイルなどを
書き込みに行った場合、OSが別の場所を提供する(すげ替え)機能である。
読み込みの時にも、別の場所を「すげ替え」をしている。
この機能が安定して動作していれば問題はないのだが、不安定になった際
設定ファイルは、
"c:\Program files(x86)\iptalk"の下にいるのか、あるいは、
"c:\users\(ユーザ名)\appdata\local\VirtualStore\Program Files (x86)\iptalk"にいるのかわからない。

折衷案としては、
"c:\app\iptalk"フォルダを作成し、ここにIptalkとデータ、設定ファイルを全て投入する。
この場合、ファイル仮想化は動作しないため、上記のややこしい話はなくなる。

番号
ソフト導入先 データ保存先 メリット デメリット
1) デスクトップ¥要約筆記 デスクトップ¥要約筆記 データの取扱いは簡単 ウィルスへの抵抗力は弱い
ファイアウォールの誤動作を招きやすい
2) c:\Program files(x86)\iptalk c:\users\(ユーザ名)\appdata\local\VirtualStore\Program Files (x86)\iptalk ウィルスへの抵抗力は強い
ファイアウォールの誤動作を起こさない
データの取り扱いは、複雑
Windowsの不安定さがあり、データが泣き別れになる可能性がある
3) c:\app\iptalk c:\app\iptalk データの取り扱いはわりと簡単
ファイアウォールの誤動作を起こさない
ウィルスへの抵抗力は弱い
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